網戸の網の種類を徹底解説!!

 網戸の網を交換するとき、

種類が多くてどれを選んだらいいのかわからない方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

そこで網戸の網の素材や機能、色や細かさについて徹底解説します!


網の目の細かさ

網戸の網は、網目の細かさで5種類ほどに分かれます。
網目の大きさは「メッシュ(#)」という1インチ(2.54センチ)
当たりの網目の数によって決められた単位で表され、
数字が大きくなるほど網目が細かくなります。


1820メッシュが最も一般的に使われており、価格が安く風通しも良いですが、
その反面小さなコバエなどが侵入する可能性があります。
オススメは24メッシュで、風通しの良さと防虫のバランスが取れている網です。
3040メッシュは網目が非常に細かく、風通しは悪くなってしまいますが、
極小の虫の侵入も防ぐことができます。


網戸を閉めているのに虫が入る原因

原因① 窓を半開きにしている









窓を半開きにしていると、窓と網戸の間に隙間ができてしまうため、
その隙間から虫が入ってきます。

原因② 網戸のメッシュが粗い

メッシュとは、網目の細かさを表す単位で、数字が大きくなるほど、網目が細かくなります。
一般的な「18メッシュ」では、コバエなどが入ってしまいますが、「18メッシュ」の倍の
細かさの「24メッシュ」を超えると、大抵の虫の侵入を防ぐことができます。
                                ヒトスジシマカ(2~4ミリ)    センチニクバエ(1ミリ)      チョウハエ(1~2ミリ)


網戸の網の色

網の色は主に3種類あり、色によって網を通した見え方が異なります。

・黒色の網

光を吸収するため、外の景色がよく見えます。外から室内の様子もよく見えるため、
視線が気にならない場所にオススメです。






・グレーの網

黒と白の中間の色で、黒よりは見えにくく、
白よりはよく見えます。
ある程度視界を遮りつつ景色も楽しみたい場所にオススメです。




・白色の網


光を反射するため、室内からも室外からも
見ええにくくなっています。
外からの視線が気になる場所にオススメです。





網戸の網の素材

網の素材は実は沢山あり、素材によって張り替え易さや耐久性などが異なります。

 ・ポリプロピレン

特長:最も一般的な素材の網で、リーズナブル
メリット:カッターで簡単に切ることが出来るため
DIYで網を張り替えるのに向いています。
デメリット:耐久性は低いため、510年で張り替える必要があります。



・ポリエステル

特長:ポリプロピレンよりも線が太く、ネットに厚みがあります。
メリット:強度が強いため、犬や猫などペットの引っ掻き対策になります。
デメリット:ポリプロピレンより値段が高いです。
・ステンレス

特長:とても丈夫で耐久性があり汚れもつきにくい。
メリット:1520年は持つため、値段は高いですが、
定期的な張り替えにかかるコストが浮きます。
デメリット:網が硬いので、DIYでの張り替えには向いていません。




目的別  網の選び方

     ・安い網が欲しい⇒サランネット・ポロプロピレン素材がリーズナブル

     ・防虫と通気性の両方欲しい⇒24メッシュの網が程よい細かさで、風通しの
                   バランスが取れます。
                            
     ・長持ちする網が欲しい⇒ステンレス素材の網が最も長く使えます。
                 ポリプロピレン素材の網の23倍は持つため、
                 交換の頻度がグッと下がります。

     ・ペットの引っかき対策がしたい⇒ポリエステル素材の
                     「ペットディフェンスネット」がオススメ!

     ・目隠しをしたい⇒「銀黒マジックネット」またはポリプロピレン素材の
               白色の網がオススメです。
               銀黒にすると、室内から外はよく見えるため
               目隠ししつつ、景色を楽しむことができます。


網戸の張替を検討されている方 参考になればと思います。

 

アフターメンテ担当 三木


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