ブロック塀からイメージチェンジ

転ばぬ先の(杖)手すり

 今まで、11月とは思えない暖かさでしたが、

ようやく平年の11月らしい気温になりつつありますね。

今回、階段の歩行補助手すり工事を受注しましたので

それをきっかけに歩行補助手すりを調べてみました。


1.手すり(笠木)の材質種類は2種類ありますが、それぞれに特徴があります。

・アルミタイプ  手すりの3スパン(L=3900)まで継ぎ目なしで施工できます。

・樹脂タイプ  芯材はアルミ製です。金属製と比べて熱を伝えにくいために

 夏に笠木が熱くなりすぎたり、冬に冷たくなりすぎたりせず1年中快適に使用できます。


2.手すりの形状ですが、YKKAPの場合は3種類あります。

 A型(円形)    B型(トラック楕円形)   C型(楕円形)             



3.柱の固定方法は3種類あります。

①湿式用

コア穴などを開けて埋めるタイプ

タイル面の仕上げに取付

②乾式用

アンカーボルトで固定するタイプ

コンクリート土間面などに取付

③側面式

階段など躯体の側面に固定するタイプ


4.手すり高さ

800ミリと1000ミリがあります。

歩行補助手すりとして使用する場合は800ミリがお勧めです

お年寄りの場合、体をかがめて歩行することが多いため低い方が使いやすいです。


5.フロント笠木柱

フロントタイプは通路幅が犠牲になりますが柱と笠木が離れるため

握りやすくなります。


今回、工事した施工例を紹介いたします。



階段の途中までは躯体が接近していた為壁付けにて施工し

それから上は躯体との距離があった為、柱を使った施工をしました。

タイルの色ともコーディネート出来、きれいに仕上がっていると思います。

最後に柱を埋込み施工する場合にお勧めなのが オプションになりますが

足元の柱カバープレートがあります。

柱の足元のモルタルが見えずすっきり納まります

弊社でも歩行補助手すり工事は多くあります。

是非、ご相談ください。


営業課 中西


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